2023年12月の達成
・イベント系
海自阪神基地ウィンターフェスタ
・私用系
歯科詰め物治療
・研究会系
なし
・撮影系
なし
・その他&突発系
眼科受診
・読了本
岸井良衛『江戸の町』中公新書 昭和51年発行
・イベント系
海自阪神基地ウィンターフェスタ
・私用系
歯科詰め物治療
・研究会系
なし
・撮影系
なし
・その他&突発系
眼科受診
・読了本
岸井良衛『江戸の町』中公新書 昭和51年発行
・イベント系
鏑木清方展
・私用系
UB交換工事立ち合い、車オイル交換、
・研究会系
BBSログ保存
・撮影系
なし
・その他&突発系
なし
・読了本
樽見博『三度のメシより古本!』平凡社新書2007年初版第1刷
先月16日に参加した読書会に持参した本を紹介いたします。
渡邊一雄『新潟花街』新潟市観光協会協会 昭和37年発行
文庫本サイズの新潟花街の案内本です。
構成は、主として芸妓さんたちの日常年中行事の紹介、簡単な新潟花街の状況説明、芸妓写真、名簿、料亭案内、新潟民謡州です。
現在みられる京都花街の案内本の構成とさほど変わらない内容です。
特筆すべきは、売防法後の昭和37年発行、発行が観光協会と言うところでしょうか?
さてこの本を紹介させていただいたとき、面白い意見を拝聴しました。
花街の案内のフォーマットはいつ頃出来たのか?
江戸時代に細見案内本が出てきたのでそこの頃ではないか?と言う意見です。
この辺りの真偽は不明ですが、今後調べてみるのも面白そうです。
いつかこの本を片手に新潟花街に訪れてみたいものです。
日数が経ちましたが、1月25日に参加した読書会に持参した本を紹介いたします。
三宅菊子・阿奈井文彦『商売繁昌-昨今職業づくし』中公新書 昭和51年発行
1970年以降『婦人公論』に掲載された記事の書籍版です。
内容はと言うと、サブタイトル通り、1970年代ごろに存在した職業についてのお話。
春夏秋冬と季節に分けて職業を紹介しています。
紹介と言ってもライターさんが取材した内容を記事にしたのではありません。
その職業に従事している人たちの言葉を聞き書きと言う形で文章にしています。
70年代と言うと今から50年ほど前。
令和平成の前、昭和の後半です。
この本に紹介されていて今は無いであろう、あってもほんの一握りの人が細々とやっていのかなと思われる職業をチョイスしてみると・・・・
「アドバルーン」「両替屋」「赤帽(駅構内でのポーター)」「煙突掃除」「かけはぎ屋」「紙芝居屋」「堀井戸工事」などなど。
今では、もうほとんど見ることがなくなった、少なくなった職業。
失われた風景と言っても言い過ぎではないと思います。
これ以外にも「天ぷら屋」「清掃業」「チリ紙交換」「家庭教師」などと言った今でも変わらず存在する職業も紹介されています。
また映画館の売店と言った今でもある仕事もありますが、主たる映画館の数が減り、上映型式も替わった今、昔の映画客の様子が微笑まくしも懐かしくあります。
すべてが無くなってしまったかというと、手数料を頂いて両替する「両替屋」の仕事は、現在銀行が手数料をとって両替するシステムをはじめたのみると時代を超えて復活したといえなくもありません。
他の職業も令和の時代に合わせ、姿を変えて復活するのでしょうか?
それは誰にも分かりません。
私自身は、この本を読んで失われた風景に思いを馳せ、ただ懐かしく思うばかりです。
余談
聞き書きの本を何冊も読んでいたのに、この本が聞き書き形式の本であると読書会で指摘を貰うまで気づかなかったのは猛省するばかり。
また記者の方もおられて、「あて書き」といってある程度テーマを決めて、記者や編プロに依頼する編集企画方法があるそうですが、この本の元の記事もその方法で作られたのではないかとの興味深い意見を頂きました。
色々と勉強になるなぁ。
先日19日の読書会に持って行った書籍(個人蔵)を備忘録がてらご紹介。
町誌『花隈』昭和46年発行
神戸市中央区花隈町の町誌です。
発行人は当時の花隈振興会会長。
町誌の内容は、町内の寺社、花熊城址、花柳界、花隈の昔話、人物、振興会名簿など。
花隈に関わった人たちによる花隈についての思い出集といった感じの書籍です。
発行年の昭和46年は、いざなぎ景気直後ぐらいのまだ高危機の余韻が残っている頃です。
この頃、振興会に加盟している店舗の多いこと。
巻末に記載されている加盟店の広告も味があって良い感じです。
現在、町を歩いてみるとこじゃれたカフェや飲食店がぽつりと点在し、町誌に掲載さ入れていたお店がかなり少なくなっている気がします。
また残っていても店を建て替えているところも多い感じです。
そう言う店の変遷を考えても、近世の風俗史としても郷土史料としても面白い書籍です。
今こんな町誌を出す町はないでしょうね。
昭和ということを差し引いても、花隈の人たちは自分たちの住む町に誇りと喜びを感じていたということでしょうか?
本日追加した本は以下の通りです。
カテゴリー
人文>2点
自然>1点
文芸>1点
1020300005 白石浩一『愛の心理学』社会思想社現代教養文庫 ¥250
1020300006 猪俣勝人『世界映画名作全史 現代編』社会思想社現代教養文庫 ¥500
1030300003 草下英明『星座手帖』社会思想社現代教養文庫 ¥300
1050300113 伊藤信吉(編)『光太郎のうた』社会思想社現代教養文庫
なお上記金額は販売価格です。詳細は下記URLよりどうぞ。
本日追加した本は以下の通りです。
カテゴリー:オカルト>失われた文明 2点
1010300039 工藤元男『中国古代文明の謎』光文社文庫グラフィティ・歴史謎事典7 ¥200
1010300040 松本健『古代メソポタミア文明の謎』光文社文庫グラフィティ・歴史謎事典13 ¥200
なお上記金額は販売価格です。詳細は下記URLよりどうぞ。
本日追加した本は以下の通りです。
カテゴリー:文芸>クトゥルー神話 1点
文芸 >怪奇・幻想 1点
1050300106 ブライアン・ラムレイ『地を穿つ魔』東京創元社創元推理文庫 ¥500
1050300107 神保五彌・棚橋正博(訳)『雨月物語・春雨物語』社会思想社現代教養文庫 ¥250
なお上記金額は販売価格です。詳細は下記URLよりどうぞ。
本日追加した本は以下の通りです。
カテゴリー:オカルト>幻獣・妖怪・古生物 1点
オカルト>失われた文明 1点
1010300034 造事務所(編集)吉永進一(監修)『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』PHP研究所PHP文庫 ¥300
1010300035 中江克己『神々の足跡』PHP研究所PHP文庫/1997年第1版第1刷
なお上記金額は販売価格です。詳細は下記URLよりどうぞ。
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