「没後50年 鏑木清方展」に行ってきた。
本日10日(日)、京都国立近代美術館に「没後50年 鏑木清方展」を観に行ってまいりました。
「没後50年 鏑木清方展」
https://kiyokata2022.jp/
「没後50年 鏑木清方展」、今日が最終日でした。
鏑木清方の存在は以前より知っており、自分の中では美人画よりむしろ近代風俗画の作者としての印象がぼんやりとですが強い画家でした。
その清方をはっきりと意識したのはつい最近。
初春の「コレクター福富太郎の眼」展からでした。
それがあったので今回の特別展はどうしても観に行きたかったのです。
展覧会の感想は、使い古された感想になるかもしれませんが、まさにため息が出るくらい素晴らしいの一言。
美人画の首筋や着物の裾から見える足元の色っぽさ。
着物や植物、建築物の質感が伝わる筆使いと色の濃淡。
着物の柄やすだれ越しに見える風景の細かさ。
画力だけでなく観察眼も優れていたと判る作品の数々。
観に行くのが間に合って本当に良かったです。
ちなみに構成はこんな感じでした。
- 1章 木挽町紫陽花舎・東京下町にて(明治)
- 2章 本郷龍岡町・金沢游心庵にて(大正)
- 3章 牛込矢来町夜蕾亭にて(昭和戦前)
- 4章 鎌倉、終の棲家にて(昭和戦後)
いつか鎌倉にある鏑木清方記念美術館にも行ってみたいものです。
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