「超・大河原邦男展」に行って来たよ!
さてさて本日は兵庫県立美術館で開催中の「超・大河原邦男展」に行ってきました。
皆さんもご存知のガンダムをはじめ多くのアニメ作品においてメカデザインを手がけている超有名なメカニックデザイナーさんです。
もちろん現在も第一線で活躍しておられます。
連休中ということもあり、少し遅め、15時30分過ぎに入館。
チケット買うときは並びませんでしたが、館内にはそれなりに人(主たるは男のグループwかアベックw)がいました。
展示物の多くは、準備稿・決定稿といった当時のメカデザイン画、ポスターなど大河原氏の原画です。
展示の構成はこんな感じ。
- 第1章 「メカニカルデザイナー」誕生
- 第2章 ロボットアニメの黄金時代
- 第3章 兵器としてのロボット
- 第4章 カワイイ、メカ
- 第5章 リアリズムの拡張
- 第6章 ロボット・ヒーローの復活
- 第7章 大河原邦男のいま
一番力を入れて展示しているところは、第3章。
もちろん機動戦士ガンダムです。
展示点数も一番多かったのでないでしょうか?
こうやって改めて見ると、ヒーローロボット、リアルロボット、ギャグロボットと大河原氏のデザインの幅に驚くばかり。
シンプルなのに、どこか力強いものばかり。
でも一番デザイン画に勢いがあるなぁ、すごいなぁと感じたのは、70年代80年代前半の作品のデザイン。
自分が子供のときにリアルタイムで見ていたから特にそう思うのかもしれません。
既存の枠にとらわれず、新しいものを生み出してやろうという想いが伝わってくるようでした。
逆にそれ以降の作品においては、あまりにも立体的なリアルさを追い求め、おもちゃ化大前提のデザインで上手いんだけど小さくまとまっている感じがしてとても残念です。
ですが、ここらでもう一回、「さすが大河原邦男」「100年持つメカデザイン」というのを是非見たいです。
ちょっと辛口になりましたが、この「超大河原邦男展」見ないと損するのは本当です。
2013年5月19日(日)までの開催なので遠方の方は連休中に、近場の方も急いで見に来られたほうがよいと思いますよ~。
兵庫県立美術館
http://www.artm.pref.hyogo.jp/
「超・大河原邦男展」
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1303/index.html
あと展示図録(¥3000)も必買ですww。
そう言えばザブングルのデザイン画がなかったです。
個人的には、今回それが展示されなかったのはちょっと残念。
WMはデザイン的のも良いものが多かったのになぁ・・・。
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