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『ローライ写真術』

 デジカメの普及率も高い中、ときおり眼にしてはっとするカメラが二眼レフ。

 二眼トイデジカメ等の影響もあり、以外に静かなブームだとか・・・。

 実は私も実家にありましたが、引越しの時、母親が処分していました。残念w。

 という事で今回紹介する本は、タイトル通り二眼レフの代名詞「ローライ」の解説・写真術本です。

102010003201

1020100032 北野邦雄『ローライ写真術』アルス
http://dreammesse2005.cart.fc2.com/ca12/480/p-r-s/

 目次で紹介すると内容は以下の通り。

Ⅰ 理想的な万能カメラ
Ⅱ カメラ
Ⅲ 撮影用補助具
Ⅳ フィルム
Ⅴ 正しい露出
Ⅵ 絞の選定
Ⅶ 撮影
Ⅷ 現像
Ⅸ 焼付
Ⅹ 引伸

 ごくごく普通の二眼レフカメラ基本的な撮影・操作技術の解説です。

 名称解説、露出、絞りについては読んでおいて損はないと思います。

102010003202 102010003203

 ただ現像、焼付け、引伸の章は、今は個人で行うことはないでしょうが、知識とし知っておいてもいいかもしれません。

 結構小難しい説明もありますが、趣味人にとってはなんとなく楽しいのがこの手の本。

 なにぶん戦前昭和11年発行の本なので状態は悪いですが、レトロな解説書がほしいという人にはお薦めです。

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コメント

ステータスを求めるなら戦後のローライですけど、使って楽しむのならここで紹介されてる『ローライ写真術』の頃の二眼レフは面白いと思います。

投稿: 明石屋 | 2011年6月 3日 (金) 22時51分

 なるほど・・・。しかし、うちになったのはどのメーカーのどの年代だったのだろう?気になるけどどうしようもないですw。

投稿: ふく店長 | 2011年6月 3日 (金) 23時04分

ふく店長にオススメするなら『ローライ写真術』のリストに掲載のない極初期のテッサーF4.5付のローライフレックスですね。
レンズ設計者ルドルフ博士はテッサーの大口径化には消極的だったという意見を尊重するならやはりF4.5が良いかと…
それに当時のテッサーのキャッチフレーズは「鷹の目」ですから。( ̄ー ̄)

投稿: 明石屋虚空蔵 | 2011年6月 5日 (日) 02時28分

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