古本屋どりぃむめっせのぐだぐだ営業日誌

　黄昏が来る前、一瞬のだけ橙色の光が強くさす時間。
　
　私はとある町を歩いていた。
　　
　再訪となる町。
　　
　ほとんど人の歩いていない住宅街。
　
　角を曲がるとがらりと雰囲気が変った。
　
　今も残る紅殻格子、大きな破風。
　
　かつてにぎやかだった名残。
　
　真新しい住宅の間に残っていた。
　
　私はひときわ目立つ大きな建物を写真に収めようと撮影ポイントを捜し歩いた。
　
　その時、自転車をおしたおばさんにすれ違った。

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　久々に見た遊里訪問夢。

　そろそろ撮影に来いって街が言っているのかな？？