古本屋どりぃむめっせのぐだぐだ営業日誌

1010100026　『陰陽道の本―日本史の闇を貫く秘儀・占術の系譜』学研ブックスエソテリカ

http://dreammesse2005.cart.fc2.com/ca3/401/p-r-s/

　脚本などかかれる人に陰陽道のついての参考書は？と問われたことがありました。
　
　そのとき、入手が容易で内容もまとまった良書として、村山修一『日本陰陽道史話』とともに参考文献にと揚げさせてもらったのが、この本『陰陽の本』。
　　
　宗教関連を安価で比較的まとまった内容で仕上げているシリーズ、学研のブックスエソテリカの一冊です。
　
　なぜこの本がだけが絶版なのかは理解に苦しみますが・・・。（まあ、大人の都合でしょうねｗ）
　
　ぱらぱらっと内容をみても晴明伝説、歴史、思想、術、儀式、民間信仰のとのつながりなど写真や図版つきでコンパクトであるがまとまって書かれています。

　
　どっちかというと初心者には入門書としてぴったりじゃないかと思います。
　
　巻末には陰陽道の占い、陰陽道の霊跡として晴明神社など陰陽道に関わりの深い神社も紹介されています。
　
　陰陽道のパワースポットめぐりにも使えますね。
　
　まずは漫画であれ、小説であれ、陰陽道に興味を持った人は、まずはこの本を読むことをお薦めします！！