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『本当にいる日本の「未知生物」案内』

 2010年11月10日 に天狗のミイラとX線で解析されたニュースをブログに書きました。

http://dream-messe.txt-nifty.com/books/2010/11/index.html

 そのとき、最後の方に妖怪剥製作成工房についてちょろっと書きましたが、妖怪ミイラについて書かれた記事がある本を思い出したので書きます。

山口敏太郎監修『本当にいる日本の「未知生物」案内』笠倉出版社 2005年発行

 以前は在庫にあったのですが、今は売れて当店にないのが残念です。

 この本の後ろのほうに「怪物館」という記事があります。

 そこで妖怪の骨格標本!妖怪のミイラの絵葉書を掲載し、簡単に説明しております。

 年代は不明ですが、別府八幡地獄の近くに怪物館といわれるテーマパークみたいなものが存在し、そこに鵺、件、人魚、河童のミイラ、鬼の全身骨格が展示されていたそうです。

 工房に関しては、そこの近くにいたのではないかと推測しています。(私のブログでいたと書いたのは間違い)

 また驚きなのは、水木しげる先生が実際にここを訪れ、件の剥製を描いたものが、後の件のビジュアル的なステロタイプになったとも書かれています。

 あの水木先生に影響を与えた怪物館、すごいですね。

 その後、この怪物館を追いかけた記事は目にしていませんが、非常に気になる話です。

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