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『本当にいる日本の「未知生物」案内』

山口俊太郎監『本当にいる日本の「未知生物」案内』笠倉出版社 2005年

 私の大好き分野の本です。未知生物とタイトルのあるのでツチノコやクッシー ーといった日本のUMAだけを網羅した本かと思いがちですが、妖怪やテレポー トアニマルまで多岐に及んでいます。

 あくまで研究本ではなく案内本であるため、その正体生態について深くは追求 していませんが、地域別にUMAや妖怪を主要一性物に対して2ページづつ地図 付きで紹介しており読みやすいです。

 案内の元となっているのは新聞記事や江戸期の書物で結構客観的に書かれているのであまり胡散臭い気持ちにならずに読めるのもいいです。 

 読み進めていくとメジャーなものばかりではなく、えっこんなのもいたの?と 思わず口についてしまう記事にも出会います。

 日本のUMAファンなら手元に置いていても損はないです。妖怪ファンにはち ょっと物足りないかもしれませんが。

『オカルト単行本その2 A01-070』
http://homepage2.nifty.com/dream_messe/

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