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『歴史の中の遊女・被差別民 謎と真相』

『歴史の中の遊女・被差別民 謎と真相』新人物往来社 別冊歴史読本 2006年8月

 先月発売された歴史読本の別冊です。発売日には入院していたので、その後知人がお見舞いの品として持ってきてくれ田一冊です。とても面白く病室内で一気に読んでしまいました。

 内容はタイトル通り遊女にスポットを当てたものですが、従来良くある遊女論とは若干異なり、差別社会というレンズを通してみた遊女論というべきものです。
 しかも執筆している人は、沖浦和光氏、朝倉喬司氏、木村聡氏をはじめとした錚錚たるメンバーです。

遊女とは歴史の中ではどのようなポジションを担っていたのか?もう一度考え直すにはとても良い本、良書だと思います。

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