『日本怪奇幻想紀行 三之巻』
『日本怪奇幻想紀行 三之巻 幽霊・怨霊怪譚』同朋舎 2000年
『日本怪奇幻想紀行』シリーズの第三弾「幽霊篇」です。伝説や落語、歌舞伎などに登場し、日本人にはなじみの深い幽霊譚を主とし、面白いテーをて取り上げています。例えば幽霊ではお岩さん、累さん、皿屋敷、将門公を、その他では幽霊の残した足跡、円朝の幽霊画コレクション、湯布院怪奇巡りや関東幽霊スポット散策。なんかこの時期にぴったりの内容の本です。でもまじめに書かされいるので怖いというより面白く読めます。まあ皿屋敷の章は、先に『日本の皿屋敷伝説』を読んでいたのでちょいと物足りなかったですがね。
ともかく『日本怪奇幻想紀行』シリーズは非常に面白いです。絶版なのが残念です。こんなに早く絶版になるとは思わなかったので私も飛び飛びでしか持っていません。またシリーズを全部そろえるのに何年掛かるのだろう・・・?
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