古本屋どりぃむめっせのぐだぐだ営業日誌

『荷風！vol.6』日本文芸社にちぶんＭＯＯＫ 2005年10月

　大人の街歩き本『荷風！』の第6号です。街歩きと謳っていますが、基本的には東京とその近郊を中心に取り上げています。まあ、よく買い忘れるのですが、このムック、なかなか面白いディープな場所を普通の視点とは違う角度で取り上げています。さすが永井荷風の名前からタイトルを頂いただけはあります。
　で、この6号の特集は「上野・アメ横・秋葉原」です。なぜこの号を取り上げるかというと私にとっては東京＝上野なんですよね。年配の東北の方は、電車の終着駅が上野であった関係で上野に他の人と違う感情を持っているようですが、私の場合、似て非なるところがあります。このどりぃむめっせの初代(笑)店舗があったのが上野なんです。私はそこでの勤務メインではなかったんですが、そういう理由で上野に対して思い入れがあります。
　このＧＷも上野を少しぶらつき、しっかり秋葉原にも行ってきました。言うなれば懐かしい街「上野」というところでしょうか？ですのでこの『荷風！6』も感慨深げに読みました。ただ上野駅にしろ、秋葉原駅にしろ、改装前の方が味があって好きだったんですけどね･･･。だんだんあの辺も変わっていくんでしょうね。