『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳-妖怪ハンター』
諸星大二郎『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳-妖怪ハンター』講談社KCDX 2005年11月
去年出ていたんですね。別のもの探していて見つけました。私の静かなブーム諸星大二郎の作品です。今回は集英社から連載元を変えての妖怪ハンター稗田礼二郎フィールドノート。珍しく長編となっています。さて物語の発端は、魔障ヶ岳にある不可思議な古代祭祀跡。そこに訪れた稗田ほか3名は不思議な女性に有るものを見せられる。そして数年後。稗田はある事を確認する為にその3名を訪ねるが、そこから更なる事件へと展開していく。という具合に今回も妖怪ハンター稗田先生は頑張っておられ、諸星ワールドも炸裂なのですが、個人的にはもう一つ今回の諸星ワールドに浸りきれない部分が・・・。それでもいつものようにあるモノの正体が明かされたようで明かされていないような妖怪ハンター全編に伝わる不可思議さも健在です。
しかしなんでこの妖怪ハンターだけ講談社なの?でも妖怪ハンターシリーズは不思議な作品だな・・・。
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